柳 広司。 新世界 柳 広司:文庫

👉 いや、死刑になった12人全員が冤罪だったのは、この本で詳細に述べられている。 志木は、ある段階で「美しい絵図、完成された事件の見取り図」を得ます。

2008年、同作で第26回と第62回(長編および連作短編集部門)を受賞。 前出の編集者によれば、思いきり政治的な作品ということになるのだろう。

☎ ああ面白かったと素直に言えないこの微妙な感じは何だろう。

第二話の舞踏会の夜は若かりし頃の結城中佐と、ある女性の思い出を軸に切なくサスペンスフルに描いた異色作。

🙏 歴史は繰り返す、とは陳腐な言い回しですが、人間性の本質に関わる真実を暴露していると思います。 同年、『贋作「坊ちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞受賞。

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一方、この時代いろいろ制限はあるにせよ、昭和の戦中と比べれば、まだ言論に自由な雰囲気は残っていた。

😭 柳さんの作品世界を堪能できた短編集だった。 逆に、今の時代に治安維持法の話を書いたからこそ、こういう物語になったという言い方もできると思います。 楽園の蝶(2013年6月 講談社)• - 『』で 第12回受賞。

本書は「雲雀(ひばり)」「叛徒(はんと)」「虐殺」「矜恃(きょうじ)」の4編からなる連作短編集。

🎇 フィクションでありながら、どこかリアリティがありストーリーに引き込まれてしまうのです。

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ミステリ・ランキング [ ] 週刊文春ミステリーベスト10 [ ]• 本作の原典でもあるソクラテスの弟子プラトンが書いた『饗宴』を随所に織り込みながら、柳広司の持ち味を活かしたミステリーです。

👊 一方で、自身の信念を貫くその姿勢には胸を打たれます。 しかもネタばれ無しだ。 柳:「歴史ミステリ小説」ですから(笑)。

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- 『』8位• 本格ミステリ05(2005年6月 講談社ノベルス)「雲の南」• D機関完全復活!ややマンネリに陥ったこのシリーズ、見事に息をふきかえしました。 【改題】探偵の殺される夜 本格短編ベスト・セレクション(2016年1月 講談社文庫)• 二度読むに値する本に出会う確率は極めて低い。

👉 【改題】ザビエルの首(2008年8月 )• 先日は打ち合わせの席で「(そんなことを書いたら)勲章を貰えませんよ」と言われて、飲みかけのコーヒーを思わず噴いた。 アンソロジー [編集 ] 「」内が柳広司の作品• Photo by gettyimgaes 死んだ親父が売れない絵描きだったこともあり、家の壁にはいつも絵や写真が貼ってあった。

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【分冊・改題】ULTIMATE MYSTERY 究極のミステリー、ここにあり ミステリー傑作選(2010年4月 講談社文庫)• 最終第四編「矜恃」ではその悲劇が、体制側を含む、日本国中を覆っていく。

💔 適用されたのは、当時の刑法にあった大逆罪。 本格ミステリ07(2007年5月 講談社ノベルス)「熊王ジャック」• テーマや文体、視点の問題など、小説を面白くするための技術であって、面白ければ何でもあり(なし)のはずだ。 そうした目の前の現実がある中で、小説家はどんな物語を紡ぐべきか。

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【改題】ソクラテスの妻(2014年12月 文春文庫• 罪を仕立て上げようとする官憲と、信念を貫く表現者の心理戦が描かれる。 もしくは「つまらない」と言って途中で読むのを止めてしまう。